フリクションシナジーノックとゲルインクボールペンの比較!

パイロットさんのフリクションシリーズ最細の0.3mmが加わった、ゲルインクなのに消せるボールペン「フリクションシナジーノック」のご紹介です。発色が良くなった「フリクションシナジーノック」と、他のゲルインクボールペンの比較もしています。

 

※各メーカーさんによって「ゲルインク」、「ゲルインキ」、「ジェルインク」など表現が様々ですが、今回は「ゲルインク」で統一させていただきます。

油性インクよりも書き味が軽くて、水性インクよりにじみにくい「ゲルインク」は、水性インクにゲル化剤(液体をゲル化して固化する)を合わせたものです。通常のゲルインクは粘度の高いゲル状ですが、書く時に力が加わると粘度が低くなってさらさらになります。紙に書いた後のゲルインクは乾きが早くにじみにくい高粘度のゲル状に戻ります。

フリクションシナジーノック

ボール径はフリクションシリーズ最細の0.3mmが加わり、0.5mm、0.4mm、0.3mmの3種類になっています。

シナジーチップ

ペン先はパイロットさんの独自開発の「シナジーチップ」です。

コーンチップとパイプチップの両方のペン先の良い点を活かした構造・形状
・細書きに適した細いパイプ形状のペン先
・パイプの後ろ部分を太くする
 ・ペン先の強度が強化
 ・インクの通り道が広がることで、なめらかな筆記が可能

摩擦熱で書いた文字が消せる「フリクションインキ」は、一般的なゲルインクよりもインクの粒子が大きいことから、0.3mmでも書き心地をよくするために、インクに合わせた「シナジーチップ」のペン先が開発されました。

フリクションシナジーノック 0.5mm

ボール径0.5mmは、消去用ラバーの色が濃いグレーです。

フリクションシナジーノック 0.4mm

ボール径0.4mmは、消去用ラバーの色が薄いグレーです。

フリクションシナジーノック 0.3mm

ボール径0.3mmは、消去用ラバーの色が透明です。

ボール径ごとの比較

ボール径の大きさに合わせて、文字の大きさをかえて書きました。

ブラック、レッド、ブルーの3色をピックアップしました。

フリクションシナジーノックとゲルインクボールペンの比較

フリクションシナジーノックとジュース、ジュースアップの比較

以前、インスタグラムでフリクションシナジーノックとジュースを比較しました。

今回はフリクションシナジーノックとジュース、ジュースアップの書き比べです。

フリクションシナジーノック、ジュース、ジュースアップともに、0.5mmのボール径で書きました。あまり違いがないところが、フリクションシナジーノックの進化ですね。

フリクションシナジーノックと人気のゲルインクボールペンの比較

フリクションシナジーノックと人気があるゲルインクボールペンの書き比べです。

フリクションシナジーノックと、サラサクリップ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップ、ジュースの0.5mmのブルーで書きました。フリクションだけ文字が薄いということもありませんでした。

フリクションシナジーノックの替芯の互換性

最後に、フリクションシナジーノックの替芯の互換性についてのご紹介です。

①フリクションワーイ
②フリクションシナジーノック
③フリクションボールノックゾーン

各々の替え芯は、ペン先は違いますが同じ形をしているので、フリクションシナジーノックの替え芯をフリクションワーイやフリクションボールノックゾーンの本体に入れて使うことがきました。

フリクションワーイにブラックの替え芯を、フリクションボールノックゾーンにブルーの替え芯を入れました。

フリクションシナジーノックの替芯をフリクションワーイに入れる

A:フリクションシナジーノックの替芯を入れたフリクションワーイ
B:フリクションワーイ(替え芯はそのまま)

 

フリクションシナジーノックの替芯をフリクションボールノックゾーンに入れる

A:フリクションシナジーノックの替芯を入れたフリクションボールノックゾーン
B:フリクションボールノックゾーン(替え芯はそのまま)

 

自分のお気に入りのフリクション本体に、フリクションシナジーノックの替芯を入れて使うのもおすすめです。お試しください。

まとめ

フリクションシナジーノックの商品紹介

■フリクションシナジーノック
 ボール径:0.5mm/0.4mm/0.3mm
 サイズ:最大径φ 10.5mm 全長 142mm
 インクカラー:ブラック/ブルーブラック/ブルー/ライトブルー/グリーン/オレンジ/レッド/ピンク

・フリクションシリーズ最細の0.3mmが登場
・ペン先は独自開発のシナジーチップ