シャーペン感覚で使えるMONOの水性ゲルボールペン

トンボ鉛筆さんのモノグラフライト(MONO graph Lite)のシャープペンシルと油性ボールペンに新たに加わった、水性ゲルボールペンのご紹介です。
他社メーカーさんのゲルインクボールペンとの比較も行なっています。

※各メーカーさんによって「ゲルインク」、「ゲルインキ」、「ジェルインク」など表現が様々ですが、今回は「ゲルインク」で統一させていただきます。

油性インクよりも書き味が軽くて、水性インクよりにじみにくい「ゲルインク」は、水性インクにゲル化剤(液体をゲル化して固化する)を合わせたものです。通常のゲルインクは粘度の高いゲル状ですが、書く時に力が加わると粘度が低くなってさらさらになります。紙に書いた後のゲルインクは乾きが早くにじみにくい高粘度のゲル状に戻ります。

モノグラフライト 水性ゲルボールペンの特徴

ボール径とインク色

◼️ ボール径:極細 0.5mm
◼️ インク色:黒、赤、青

◼️ ボール径:超極細 0.38mm
◼️ インク色:黒のみ

ボディカラー

上:モノカラー
下:くすみカラー

くすみカラーのボディは0.5mmのみ。
左からブルー、グレー、ピンク、パープル
※インクは全て黒

水性ゲルインク

⬜︎ モノドライインク
  独自の水性ゲルインク
   ●乾きやすい
   ●滲みにくい
   ●裏抜けしにくい
   ●擦れにくい
    筆記時の角度や速度によらず
    均一に書ける

ペン先

⬜︎ 高精度ニードルチップ
  全長5.2mmのロングニードルチップ
   ●先端の視界が広い
   ●細かい文字が書きやすい

グリップ

⬜︎ 高密度テクスチャーグリップ
  独自のテクスチャーが施された
  硬めのグリップ

   ●指先の滑りを軽減
   ●軽い力でしっかり握れる
   ●ラバーグリップ特有の
    べたつきを抑えた

モノグラフライトの油性ボールペンとシャープペンシル

モノグラフライト 水性ゲルボールペンは、同じシリーズのシャーペンと軸の太さや長さが似ているので、水性ゲルボールペンでありながらシャーペン感覚で気軽に使えます。

※モノグラフライト シャープペンシルの芯は、付属の芯ではなく「B」の濃さを使用。

① モノグラフライト 水性ゲルボールペン
② モノグラフライト 油性ボールペン
③ モノグラフライト シャープペンシル

モノグラフライトの同じデザインのシャーペン、油性ボールペン、水性ゲルボールペンがあると、そろえて使いたくなりますね。

モノグラフライト 油性ボールペン

◼️ ボール径
 極細 0.5mm、超極細 0.38mm
◼️ ボディカラー
 ◯モノカラー
(インク:黒、赤、青) 
 ◯スモーキーカラー/5色(インク:黒)
  スモーキーホワイト、スモーキーブルー、
  スモーキーブラウン、スモーキーピンク、
  スモーキーパープル
  ※写真はスモーキーブラウン0.38

※油性ボールペンの0.5mmと0.38mmは
 ボディーカラー、インク色の種類は
 全て同じ

モノグラフライト シャープペンシル

◼️ 芯径
 0.5mm、0.3mm
◼️ ボディカラー(0.5mm)
 モノカラー、フルブラック、
 グレイッシュブルー、
 グレイッシュブラウン、
 グレイッシュピンク、ネイビー
◼️ ボディカラー(0.3mm)
 モノカラー、グレイッシュブルー、
 グレイッシュブラウン、
 グレイッシュピンク
 ※写真はグレイッシュピンク0.3

モノグラフライト 水性ゲルボールペンと他社製の比較

今回は、以下のゲルインクボールペンの0.5mmで比べました。

番号メーカー名製品名価格(税込)※
トンボ鉛筆モノグラフライト 水性ゲルボールペン220円
ゼブラサラサクリップ110円
三菱鉛筆ユニボール ワン132円
パイロットジュースアップ220円
ぺんてるエナージェル253円
※2025年12月現在の価格に基づいています。

インクフロー

黒、赤、青の3色のゲルインク毎に書き比べました。

①のモノグラフライト 水性ゲルボールペンのインクの色は、他社製と比べて濃すぎず、薄すぎず、文字の擦れもなく、安定したインクフローでした。
筆者個人の好みになりますが、この中で一番滑らかな書き味と感じたのは④でした。⑤もなめらかで良いのですが、0.5mmだとインクフローが良すぎて細かい文字が書きにくかったです。

速乾性

速乾性の比較をするために、あえて筆記後すぐにシュッと指で文字をこすってみました。
筆記時に使用した紙によって結果がかわるため、2種類の紙で比較しました。

無印良品 裏うつりしにくいルーズリーフ

こちらの紙では、どのゲルインクボールペンもインクの広がりは見られませんでした。

コクヨ ソフトリングノート

こちらの紙では、①のモノグラフライト 水性ゲルボールペンは少しインクが広がりました。
④はインクの広がりが見られました。

モノグラフライト 水性ゲルボールペンは紙によってはインクの広がりが見られましたが、普段使っている分には充分な速乾性だと思いました。

 

気軽に使えるモノグラフライト 水性ゲルボールペンのご紹介でした。ぜひ、お試しください!

まとめ

モノグラフライト 水性ゲルボールペンの商品紹介

■モノグラフライト 水性ゲルボールペン
 ボール径:0.5mm /0.38mm
 インクカラー:黒 /赤 /青

・モノドライインク
  ▶︎独自の水性ゲルインク
・高精度ニードルチップ
  ▶︎全長5.2mmのロングニードルチップ
・高密度テクスチャーグリップ

  ▶︎独自のテクスチャーが施された硬めのグリップ