筆を持った「とがのをうさぎ」の文庫箱が可愛い

京都の和文具専門店 嵩山堂はし本さんには、兎をモチーフにしたものがいろいろあります。
今回は嵩山堂はし本さんの兎のデザイン「とがのをうさぎ」と、そのデザインを使った文庫箱をご紹介します。

文庫箱のデザイン「とがのをうさぎ」はオリジナル

嵩山堂はし本さんのお店に伺うと、のれんに描かれた「とがのをうさぎ」がお出迎えしてくれました。手描きの愛らしい兎さんです。

書道の専門から始められた嵩山堂はし本さん。「とがのをうさぎ」は鳥獣人物戯画の兎が持っていた枝を筆に持ち替えた、オリジナルのデザインだそうです。

◆鳥獣人物戯画とは?
京都市の栂野山 高山寺に伝わる紙本墨画の絵巻物です。現状は甲乙丙丁4巻からなり、内容は当時の世相を反映して動物や人物を戯画的に描かれています。甲巻では擬人化された動物が描かれており、その中に兎も登場します。

嵩山堂はし本さんの鳥獣人物戯画のレターセット 栂尾は、栂野山 高山寺の公式認定商品になっています。

 

お店には文庫箱の他にも「とがのをうさぎ」をモチーフにした物がありました。

写真右上の橙色の筆箱は、和文具なのにポップで可愛い感じです。兎と朝顔の柄になっている青色の「色いろ紙」は、A6サイズに切ってノートカバーにしてみました。

箱の蓋に留め具がない、すっきりした文庫箱

文庫箱を横置きにして開きました。蓋は文庫箱にぴったりフィットする形なので、蓋が開かないようにする為の留め具が付いていません。小物をたくさん収納しても、ぴったりと蓋ができます。

縦置きにすると、ブックエンドの代わりに

文庫箱を縦置きにするとブックエンドの代わりにもなります。「とがのをうさぎ」の文庫箱は文庫本や手帳と一緒に本棚に並べても可愛いなと思いました。

まとめ

 

・文庫箱
・筆箱
・色いろ紙