デルフォニックスさんのロルバーンには、表紙に素敵なイラストが描かれたものがたくさんありますが、中身の紙の書き心地の良さも魅力のひとつ。ロルバーンの表紙は綺麗な状態にしておきたいけれど使わないのも勿体無いから、そういう時は透明のカバーを付けて使うのがいいですよね。
今回はコスパが良い100均のクリアホルダーを使う、ロルバーン用の簡単自作カバーの作り方をご紹介します。
「ロルバーンMのカバーの場合」を追記しました。
記事でご紹介しているのはロルバーンLのカバーを作る方法ですが、同じ方法でロルバーンMのカバーも作ることができます。
ロルバーン ダイアリー L
カバーを作る前に、ロルバーン ダイアリーの中身を簡単にご紹介。
■ロフト限定 「和菓子」
年間カレンダー、年間計画、見開きの月間カレンダー、5mm方眼のメモページ、クリアポケットで構成されています。
ロルバーンを分解する
リングを開く
ゴムバンドが付いている裏表紙側を開きます。
リングノート用リムーバーで、リングを開きます。リングの境目にリムーバーの爪を引っ掛けて下まで滑らせると、境目が広がります。
リヒトラブさんの「リングノート用リムーバー」は、ダブルリングノートのページを切り取ることなく分解することができます。一般的なワイヤー式のダブルリングノートの裏表紙側にあるリングの境目にリムーバーの爪を引っ掛け、上から下へと滑らせると簡単にノートを分解することができます。
※スパイラル式のリングノートには対応していません。
リングが全部開きました。
リングから中身を取り外す
裏表紙をリングから取り外したら、ロルバーンを表表紙側に向けて表表紙を取り外します。
今回は中身の順番も変えたいので、全てを一旦リングから取り外しました。
クリアホルダーをカットする
100均で買ったクリアホルダー B6サイズを使います。ロルバーン ダイアリーやロルバーン ポケット付メモの L の場合は、B6サイズのクリアホルダーが丁度良い大きさです。
■ロルバーンMのカバーの場合
A6サイズのクリアホルダーを使います。
表紙をクリアホルダーの中に入れる
クリアホルダーの閉じた側が表紙の右側になるように、表紙をクリアホルダーの中に入れます。それから、表紙の下をクリアホルダーの下に合わせます。
■ロルバーンMのカバーの場合
A6サイズのクリアホルダーに表紙を入れるとこんな感じに。
クリアホルダーにカットする位置の目印を付ける
左右の表紙からはみ出している所に目印を付けて、はみ出した部分をカットします。
■ロルバーンMのカバーの場合
ロルバーンMは、カットするはみ出し部分がロルバーンLより多めです。
表裏表紙の2つ分、クリアホルダーをカットしました。
クリアホルダーにリング用の穴を開ける
クリアホルダーに穴の位置の目印を付ける
再び表紙をクリアホルダーにセットして、クリアホルダーに開ける穴の位置の目印を付けます。ペンで目印を付けるとクリアホルダーに線が残ってしまうので、製図用のシャーペンを芯を出さない状態で使って目印を付けました。
表裏表紙の2つ分の穴の位置の目印を付けました。
ハトメパンチで穴を開ける
ハトメパンチで穴を開けます。使用したハトメパンチの穴開け機能では、表裏表紙の2つ分のクリアホルダーを重ねて一度に穴が開けれましたが、2つ分の穴が一度に綺麗に開けれない場合は1つ分で試してください。
ハトメパンチは、中央に穴が開いた金具であるハトメを取り付ける道具です。ハトメは穴を開けた箇所を金具で補強するもので、耐久性をアップして紐などを通す際に役立ちます。穴開け機能があるハトメパンチでは、穴を開けるのが難しい布やビニールなどの素材に穴を開けることもできます。
100均で買えるハトメパンチの中には、ハトメを取り付ける機能しかないものがありました。「下穴を開けてから使用してください」といった注意書きがある場合は、穴あけ機能はないと思われますのでご注意ください。
表裏表紙の2つ分の穴を開けました。
クリアホルダーの角を丸める
ロルバーンの表紙は角が丸くカットされているので、カバーも同じ様に角を丸くカットしました。かどまる プロネオの L でカットすると、丁度いい感じになりました。
■ロルバーンMのカバーの場合
ロルバーンMは、かどまる プロネオの M でカットするといいです。
サンスター文具さんの「かどまる 」は、硬めの紙やラミネート加工された物でも、角を丸く綺麗にカットできる優れものです。そんな「かどまる」の最上位機種が「かどまる PRO-NEO(プロネオ)」です。独自のスライドカット構造で、一般のクラフトパンチでは切れない200ミクロンの厚口ラミネートフィルムも楽にカットすることができます。
表紙にカバーを付けて、リングにセットする
表裏表紙用のカバーの中に、それぞれの表紙を入れて挟みました。
表紙にカバーを付けたら、中身を自分が使いやすい順番に少し変更してリングにセットします。
中身をリングにセットする
中身を先にリングに入れてから、表表紙、裏表紙の順番にセットします。
最後の裏表紙は、裏側に返してからリングに入れます。
リングを閉じる
開いたリングは、人差し指と親指で挟んで閉じます。手作業です。少し力を入れて、ぎゅっと閉じます。
リングを閉じました。
完成です。
表裏表紙それぞれにカバーを付けているので、リングノートを折り返す時もカバーが邪魔にならずに使えます。
■カバーを付けたロルバーンM
是非、お試しください。
まとめ
ロルバーン の商品仕様
ロフト限定 和菓子 ( ロフト)
タイプ:マンスリー
サイズ:H183×W148×D20mm
メモ:5mm方眼/165ページ
切離しミシン目付き
その他:PPポケット5枚付き
ミント(デイジー)
サイズ:H138×W111×D15mm
レイアウト:5mm方眼/120ページ
切離しミシン目付き
その他:PPポケット5枚付き